2011年1月12日水曜日

停滞期と収穫期

これだからクライミングはやめられない。

定時ちょい過ぎに仕事を切り上げて渋谷Pekipeki、3時間。
2階の薄かぶり壁で宿題となっていた黄色課題ふたつ。ホールド替えがあってから2カ月くらいか、このふたつは全然できる気配がしなかったんだが、今日は一気に両方落とせた。

1手目の大きなスローパーを取って、さらにその直下のカチをアンダーで取らせるというヤラシイ課題。
今週も最初は1手目からしてなかなか止まらず、厳しいかと思いつつもしつこくトライ。ある瞬間から突然スローパーがピタリと止まるように。そこからはトライのたびに精度が上がりつつ、ついに撃破。落とせた時のトライは拍子抜けなくらいにあっさりとすべてのムーブをこなせた。
課題を落とせる時ってのは不思議なもんで、あれだけ苦労したのに何なのというくらいあっさりと落とせてしまったりすんだよなぁ。

もうひとつは、左手でスローパーのようなピンチを保持しつつ小さいカチにデッドポイントで取りに行くのが核心の課題。
これまた今までは全く止まらずはね返されていたのが、左手ピンチの持ち方を少し修正してから安定するように。そこから何度かトライを重ねてしまったけど、最後はグッと集中した状態で一気にカチを押さえこみ、なんとか撃破。
こっちは逆に達成感たっぷりの大満足なトライ。

何度も何度もはね返されていた課題をついに落とした時の気持ち良さが、もうたまらない。クライミングを続けているのも、もっと強くなりたいと思うのもこれがあるからかも知れない、というくらい。

今日のような苦労していた課題を落としまくれる日は年に何回かめぐってくるもんで(収穫期と勝手に呼んでる)、こういう日の帰り道の満足感たらありませんな。

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