2011年3月26日土曜日

2ヶ月ぶりのロープ

1月以来のリードクライミング@パン2。

ロープは月イチ、のつもりがまるまる2ヶ月くらいのブランクになってしまった。
久々にロープを結ぶと、まず高さに対する恐怖の克服のための1本を登らないといけなくなる。まぁアップにはちょうど良いのかもしれないけど。

今日はショートウェーブ壁とTSUNAMI壁の間あたりで順にグレードを上げつつ5本ほど。
5.9→アップ&高さ馴れのために軽く、と言いつつも久々のクリップにも戸惑いつつ無駄に前腕に力が入ってしまった感じに。

10a→なんとか1撃。さっきの5.9で無駄な力が入ってしまっていたのもあり、とにかくいつもボルダリングで長物をこなすくらいのリラックスした感じを意識しつつトライ。といいつつ、やはりリードクライミングになると力んでしまう悪い癖はまだ抜けきらない。それでも今までに比べれば、自分でも意外なほどに落ち着いてヒールフックを駆使しつつレストできたり、安定感ある登りができた。

10b→浅いホールドが多めのなんともヤな感じの課題。中盤の斜めカチを右で押さえつつ左をガバから遠めのガバへ出す時の足の置きどころを上手く探せずにテンション。もう一段足を高く上げられれば、ということで2便目。イメージとは少し違ったけど、なんとか突破、そのままゴール。ゴール直前のカチがまたヤらしかったが、なんとか落ち着いて処理できたのは良かった。

この10bを登ってる時に少し発見が。どうしても高さのあるところで戸惑ってしまうと、フォールの恐怖が強くなって力んでしまい、余計に消耗してしまう悪循環にいつも陥ってしまっていた。RPした2便目のときに、頭より上の位置でクリップしてレストしながらヌンチャクを眺めていたら「ああそうか。今手を離してフォールしてもそこで支えられるんだな。地上からの高さを考えるんじゃなくこのクリップの位置が支点なんだって意識すれば良いのか」と気づいた。
というか、そんなこと当たり前のことで、それがリードクライミングなんだけど。
今までも早めのクリップをすれば安心だと言い聞かせつつ登ってたはずなのに。
なんか唐突に実感として理解したというか、心理的に突然楽になった。不思議。

10c→オンサイト。序盤にどっかぶりをこなすルートで、ガバも多めな感じだったので、もしかしたら行けるかも、とは思ったが、なんとか。最後の2手くらいがカチで、前腕が今にも限界を迎えるようなギリギリの状態ではあったけど、勢いで突破。ここまでパンプアップしたのも2ヶ月ぶりじゃないかという感じ。10cオンサイトは嬉しい。

2ヶ月ぶりのリードだし、感覚を前回のレベルまで戻して終わりかな、っていうくらいの気持ちでいたけど、意外に収穫の多い1日だった。
すばやくテンションを掛けるビレイ時のコツもやっとつかんできたような気もする。

やはりリードクライミングも面白いッ!

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