2011年5月1日日曜日

持久力トレーニング?

水曜日Pekipeki。

先週末の中野島でルートを何本も打つための持久力が足りないことが明確になり、まずは地道な持久力トレーニングを取り入れてみようということで、2階の中級壁の長物の前半24手を仲間と交互にタイムを計りつつ登りあうというアプローチをしてみる。前半24手であれば10aくらいのグレードだし、ムーブを意識しながら登る余裕もあるんじゃないかと。
多分、ただただ長物をがむしゃらに登ってフォームが崩れたり、強引なムーブでなんとかこなしたりていうのでは、疲労感の割に得るものが少なそうなので、丁寧に登ることを意識してみた。

いざ始めて見ると24手なんて1分30秒もかからずに登れてしまうことが分かり、結構早いペースで登る必要が出てきた。まず仲間が登る→1分30秒後に自分が登る→さらに1分30秒後に仲間がゴールからスタートに向かって登る→自分もゴールからスタートへ向かって登る→繰り返し。結構キツイ。
とにかくムーブを丁寧に、レストもしっかりと意識しながら登る。それでも3週目くらいになると前腕がパンプしてきて丁寧に登ることも難しくなる。特にクライムダウンになると苦しい。3週目のゴールからスタートへの流れで落ちる。落ちたらそこからやり直し、っていうルールだったんだが、ダメだ。完全に心が折れる、というか復帰しようとホールドを触ってもなぜか笑けてきて力が入らないというおかしなテンションに。何だこれ。

今のところ、連続は3本が限界のよう。でもこの前腕のパンプした感じはリードの何本目かを登った後の感覚に似ている。これを1回3本×何セットって感じでやり続ければ、それなりに持久力はつきそうな気がした。とにかくムーブを丁寧に、フォームを崩さずに、っていうのを一番意識しとかないといけないとは思うけど。
その後、2セットくらいやってみたが、これは今までにないザ・トレーニングって感じの部活の基礎体力作りみたいな雰囲気になった。汗だく。臭。

4セット目はもう無理、ってことで通常のボルダーモードへ。

左端に黄×の新課題を発見。カチを繋いでいきつつ、最後が凄く遠い課題。
ゴール1手前の5手目を取るムーブがまず難しそうだと思われたが、カンテに左のトゥを引っ掛けて取りに行くと案外アッサリ取れた。が、5手目ちっちゃ。指が3本くらいしか入らないカチ。つまむ様な感じでピンチ持ちもかろうじてできる。最初のトライではちっちゃすぎて上手く保持れずに弾かれる。
2、3回トライしていると安定して取れるようにはなって来た。それでもゴールへの右斜めダイノをするときにその手が最後まで引き付けていられずに落ちる。
自分にとっての課題でもあるカチピンチの保持が問われるので、やりがいのある課題だけど、最後の1手が届かないな。トゥを外すと剥がされてしまうので、最後までトゥも掛けてなけりゃ行けない。
見た目はゴールに飛びつくようなダイナミックな課題だけど、登るとなると集中して神経使うような課題。次回は落としたいな。

後半は1階に降りて、まずは週課題の物色。カチありピンチあり乗り込みありの面白そうな課題。
しつこいくらいにオブザべしつつ、他人の登りは目をそらしつつ、トライ。序盤はイメージ通りのムーブでこなし、1手目に乗り込みつつ遠い右手のピンチスローパーを取ってバランスを崩さない様にカチにクロス。そのまま身体を反転させてゴールへ。1撃か…と思ったら最後にゴールへマッチする瞬間にずり落ちた…。
周りから「怪しい」だの「今のグレー」だの突っ込まれつつ終わる。イヤ確かにゴールを両手で保持できてませんでしたけど!なんとなくもう一度やり直す気分になれず、かといって落としたつもりにもなれず。

真ん中あたりに新しい黒のカチ課題を発見したので、トライ。途中うまいこと指が引っ掛かってくれてラッキーなところもあったけど1撃。意外にもすんなり撃破。こういうカチ課題は相性がいいのかもしれない。
週課題のモヤモヤ感を打破する気持ちいいトライだった。良い気分で終了。

2階でのトレーニングで疲労感が半端なかったのもあり、珍しく閉店の15分くらい前にそそくさと退場。いつもは閉店ギリギリまで残ってるのに。
次回からペキでは持久力トレーニングも取り入れていこうかね。

0 件のコメント:

コメントを投稿